説明
ナガ族の布をポケット部分に使ったシンプルなワイドパンツを作りました。
ナガ族は、インドとミャンマーの国境に居住する山岳民族です。両方の国で長く独立運動をしており、立ち入りが難しい地域でした。最近になってインド側が開き、初めて彼らの土地「ナガランド州」に足を踏み入れることができました。が、その後の国境越えが不明瞭で先を急いでしまったため、布を探すことができず心残りです。いつかまた必ず、この地に戻りたいと思います。
さてこの布は、そのようなわけで今回のナガランド州で求めたものではなく、ミャンマー側で求めたものです。太い糸でざっくりと織られた布は、ブランケットとして使われるもの。戦士の装束でもあったようで、部族ごとに模様が異なるそうです。ナガランドの地で、バスの中からでしたが、これを羽織って歩いているナガ族の男性を1人だけ見かけました。この布を、この民族の人が、実際に使っているのを見たのは初めてだったので感慨深かったです。
赤の布に、生成りの糸でロバが描かれているのを片方に。もう片方は幾何学模様の部分を取りました。
パンツ本体はお隣タイの平織り木綿です。
着丈 79cm
ウエスト フリー・最大約110cm
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