説明
ゆったりしたワイドパンツながらも、裾をすこし絞った形になっている定番のりんこるパンツです。タイの平織り木綿を縫製後に本藍で重ね染め、上海木綿こと土布のポケットを付けました。
地の生地はごくごく普通の中厚手の平織り木綿。裾に向かって狭くなっていくカッティングで、しっかり縫製しています。
藍染めはもちろん工房産のすくも藍から。工房では毎年タデ藍を栽培し、収穫→天日干し→すくも作り→藍建て、の工程を経て藍染を行っています。100%植物、天然藍のみの藍染めは、その手間の多さと換金率の低さから国内でもどんどん少なくなっています。
工房は標高1000mの寒冷地にあるため、染める季節も限られます。何度も染めては干し、仕上げたものを半年寝かせ、アク抜きをしてから仕上げています。
土布は中国の上海近郊、江南と呼ばれる地方で昔から織られていた働く人のための布。農閑期に布を織り、労働着として使われてきました。文革の時期に絶滅しかけましたが、その後少しずつですが復興の動きがあるようです。使った布はどれも上海の旧・骨董街で手に入れたもの。文革前のものと聞いています。
この土布を4種類合わせてポケットに仕立てました。丈夫でかっちり織られた布です。
着丈 87cm
ウエスト最大 約110cm
ポケット2つ
レビュー
レビューはまだありません。