説明
バリ島東部のシドメンという村で織られたイカットです。
シドメンの村にはいくつか工房があり、また家内工房も点在していました。何軒かお邪魔させてもらい、糸の括りなど見学させてもらいました。括り作業は男性が、織りは女性が担っていることが多かったです。
高温多湿の環境の中、括りや織りの作業をするのはさぞかし大変だと思います。立っているだけで汗が止まらないような暑さでした。
工房の画像を1点載せますのでご覧ください。
さらに詳しくバリ島シドメンの織りをご紹介していますので、よろしかったらご覧ください。https://goto-tabi.com/2019/04/25/post-748/
黒の地に、青、赤、黄、紫、白の5色で模様が織り込まれています。どの色も派手系ではなく渋めの、どちらかといえば暗色です。このため、華やかでありながらシックな雰囲気の布だと思います。
ワンピースの上部に使っている黒も、同じくシドメン村で手織りされた布。よく見るとうっすらと横方向に縞っぽく見えますが、糸の色変わりかと。同一色のように見えて微妙に黒の濃淡がある糸を織っているのかと思われます。
前後スカート部分にはギャザーを寄せて、ふんわりした雰囲気を出してみました。
非常に薄い木綿布です。
暑い夏に気軽にさらっと着ていただければ♡
着丈 100cm
身幅 56cm(切り替え部)
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