説明
インドネシア、ジャワ島のインドラマユで求めた型押し更紗でロング丈のスカートを作りました。
インドラマユは小さな漁業の町です。バティックの産地としては小さな方で、すぐ近くには「バティックの聖地」と呼ばれるチレボンがあります。このチレボンで、インドラマユのバティックのことを人に訊くと、誰もが「そんな場所にバティックはない」とか、「インドラマユ? 魚でも買いに行くのか?」と笑われました。その時の旅の様子はこちらにありますのでよろしかったら。
チレボンとインドラマユ
この生地は、綿とレーヨンの混紡です。綿100よりも若干重みがあり、それが着用した時の素直な落ち感につながっています。シワになりにくい特長もあり、インドネシアではずいぶん前からレーヨン生地は人気でした。
その生地に、金属製の型と手描きでろうけつ染めを施したサロンです。チャップ&トゥリスと呼ばれるバティックの種類です。
白、青、紺の組み合わせが涼やかで、よく見るとたくさんの貝殻模様が施され、いかにも漁村で作られたバティックだなと思います。おおらかで、本当にのびのびとしたバティックだと惚れ惚れします。
裾の模様を活かし、また、レーヨンならではの落ち感が素敵なので思い切ってロング丈にしてみました。
左側にポケットを1つ付けています。
この生地も小さな工房で求めたものですが、わずかにほかの色の入り込みが数か所で見られます。茶色っぽい色が染めついており、洗ったり、熱湯をかけてみたりしましたが、落ち切りません。このことをご了承のうえ、お求めいただきたいと思います。
主に3か所。
最も目立ったものはポケットの下にして隠しました。
残る2個は真ん中あたりと裾あたり。どちらも画像を載せておきますので、ご確認ください。
ひだの多いスカートなので、隠れてしまうと思いますが、気になる方はご購入をお控えください。最後2枚の画像が色ムラ部分です。ご確認をお願いします。
その他、私が気付かなかったムラがあるかもしれません、ご了承をお願いします。
この分、通常よりも低めで価格設定をします。
着丈 88cm
裾回り 164cm
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