説明
インドネシア・ジャワ島の東部で作られた手描きバティックで、すこし大きめサイズのワンピースを作りました。
この布はジャワ島の小さな漁村にある工房で求めたもの。職人さんが2人だけの工房では、下絵をボーダー柄以外使わない完全フリーハンドのバティックを製作していました。たまたま別の工房を探して歩いていたら見つけた工房でしたが、そういうフリーハンドの手描きバティックは他ではあまり見かけず、よい場所に出会えたものだと思います。
しっかりした白地の木綿にブルーと明るいグレーで様々な模様が描かれています。訊けばこれらはすべて海の生き物なのだとか。ヒトデ、魚、海藻? エビ? サザエ? タツノオトシゴ? などなど、そう思って見ればそのようにも見えるし、なんとも不思議で楽しいバティックです。真っ昼間にはみんなお昼寝で村が無人のようになる、そんな土地でした。このおおらかさ、伸びやかさは、ほかの産地にはないこの土地だけのもの。豊かなバティックだと思います。
着丈 98
身幅 60(最も狭い部分)
こちら、たいへんよい生地ではありますが、一部に生地のくすみが見られます。ごくうっすらと茶色く染まっているように見える部分が数か所にあります。言われなければ気付かないレベルかと思いますが、特記事項として記載しておきます。
ただこれにより、パッキリとしたバティックにはならず、少しくすんだような、落ち着いた雰囲気になっているかとも思います。購入した際には、おそらくこのちょっと古いものっぽい雰囲気に惹かれてのことだったかと。
最後の画像の真ん中から上の左側、右側と比べてすこし白がはっきりしない部分があるかと思います。他の画像などもよくご確認ください。
この分で少し価格を低めに設定します。
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